大学で地質を勉強するとどうしても横文字の専門用語が出てきます。しかし、それらは急に言われても何を言ってるのかよくわかりません。
この記事では投稿主が大学で学んでよくわからなかった横文字の意味をまとめています。適宜更新していきますのでよろしくお願いいたします。
なお、用語の意味を間違えている可能性がありますので、間違えに気づきましたらコメントかTwitter(@pikapikapikaia)の方でお教えください。
スラスト(thrust)
衝上断層のこと。
衝上断層は逆断層の一種で断層面が45°以下。
シスト(schist)
結晶片岩のこと。
結晶片岩は低温高圧型広域変成作用によってできる変成岩。
コンボリュート葉理(コンボルート葉理)(convolute 葉理)
コンボリュート葉理は波状に強くゆがんだ葉理の構造のこと。
未固結の状態で地震などのショックにより流動化してできる。タービダイト中にもみられる。
タービダイト(turbidite)
混濁流による海底堆積物のこと。級化構造・ラミナ・リップル・コンボリュート葉理などを含むことが多い。
リップル(ripple)
漣痕のこと。カレントリップルとウェーブリップルがある。ベッドフォームの一種。
ベッドフォーム(bedform)
海底や川底などで見られる微地形のこと。流れの強さ、波の条件などによってできる地形が変わる。
参考資料
小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
産総研地質調査総合センター 地質を学ぶ、地球を知る https://www.gsj.jp/geology/index.html
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